2020年12月24日
この書籍「活性分子のカプセル化とそのデリバリーシステム」は、カプセル化の重要な調製方法、放出メカニズム、食品、バイオテクノロジー、金属保護、薬物送達、農業における微量栄養素の送達などへの応用を網羅している。また、食品やその他の産業分野での応用例も紹介している。(i) デリバリーシステムとしてのマイクロおよびナノキャリアの合成と特性評価法、(ii) 医薬品、栄養補助食品、腐食の分野における最新のカプセル化技術、(iii) カプセル化された材料の放出方法、(iv) プロセスのスケールアップを含む産業界の展望などを網羅している。
興味深い章
4. 製薬分野における活性分子のカプセル化
5. タキシフォリンのβ-シクロデキストリンへのソノケミカルカプセル化による食品へのバイオアベイラビリティーと生物活性の改善
6. 生理活性化合物の植物への送達
7. 骨または軟骨組織工学における制御された送達のための生物活性分子および/または細胞のカプセル化
8. 農業分野におけるカプセル化プロセスの応用に関する検討
13. 難水溶性薬物のカプセル化と送達
14. 大腸癌における葉酸機能化経口デリバリーシステムによる分子認識、選択的標的化、消化管消化の克服。
15. ナノコンテナ/マイクロスフィアからの活性剤放出の数理モデル化とシミュレーション
16. 食品における風味のカプセル化と放出の研究
17. 抗寄生虫薬のカプセル化と送達
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