カジア、オアスミアにキャントリキシルをライセンス供与

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オーストラリアのがん領域に特化したバイオテクノロジー企業であるカジア・セラピューティクス・リミテッド(Kazia Therapeutics Limited)は、卵巣がんを対象に開発中の臨床段階のファーストインクラス医薬品候補であるCantrixil(TRX-E-002-1)について、イノベーションに特化したスペシャリティファーマであるオアスミア社(Oasmia Pharmaceutical AB、STO:OASM)と全世界での独占的ライセンス契約を締結したことを発表した。

オアスミア社は、スウェーデンのストックホルムに本社を置く革新的なスペシャリティファーマである。主力製品であるApealea®(パクリタキセルミセル)は、白金製剤感受性上皮性卵巣がん、原発性腹膜がん、卵管がんの初発患者を対象に欧州で承認されており、米国では後期臨床開発段階にある。オアスミア社は、2022年に卵巣がんを対象とした第Ⅱ相試験を開始する予定である。

カントリキシル(TRX-E-002-1)
Cantrixilは、強力かつ選択的な第三世代のベンゾピランであるTRX-E-002-1を独自に開発した製剤である。疾患再発の原因と考えられている化学療法抵抗性の腫瘍開始細胞(「がん幹細胞」)を含む、がん細胞の全領域を標的としている。カジアは、2020年12月に、持続性または再発性の卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんの患者さんを対象に、単剤療法と併用療法の両方を対象に、米国とオーストラリアの施設で実施された第I相オープンラベル試験(NCT02903771)のトップライン結果を発表した。第Ⅰ相試験では主要評価項目を達成し、2021年中に査読付き科学雑誌に全データが掲載される予定である。Cantrixilは、2015年4月に卵巣がんを対象としたオーファンドラッグ指定を米国FDAより取得した。

Cantrixilは、第3世代のベンゾピランであるTRXE-002-01をシクロデキストリンに封入した活性分子で構成されている。

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