サイクロラボ、前CEOのL.Szente(70)の誕生日を祝う
Lajos Szente(ラホス センテ)は、世界的な、そしてハンガリーのシクロデキストリン研究の発展に、当初から貢献してきた。Szejtli(サイトリー)教授の最初の共同研究者の一人として、彼はすでにシクロデキストリンに関する博士号(1979年)を取得しており、これがこの特殊な分子に対する生涯の取り組みの始まりとなった。サイクロラボの設立と運営(1987年~2004年)には、ジョズセフ・サイトリ―教授の代理として参加した。彼がCEOを務めた14年間で、会社はシクロデキストリンの研究開発に特化した小さな研究開発会社から、FDA、カナダ保健省、EudraGDMPの認可を受けたシクロデキストリン誘導体(スルホブチルエーテルβ-シクロデキストリン)の製造会社へと変貌を遂げた。
産業研究者でありながら、数多くの科学論文を発表し(146、Scopusデータベース)、h-indexは44(Google Scholar)。彼は92件の特許出願の発明者である(Espacenetデータベース)。ハンガリーのいくつかの大学で招待講師を務め、デブレツェン大学の名誉教授に就任。米国化学会CARB部門より2017 Derek Horton Award in Industrial Carbohydrate Chemistryを受賞。
私たちサイクロラボの次世代を担う者は、サイクロラボの世界的な評価を維持するだけでなく、サイクロラボを今日のような有望な企業へと成長させた彼の貢献に感謝している。今、私たちにできることは、彼の遺志を継ぐために全力で努力することである。
改めておめでとうございます。
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