医薬品製剤中のHPBCD分析のための方法

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ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンは、水への溶解性向上、安定化などの目的でワクチンなどの医薬品に添加されている。また、近年ではワクチンのアジュバントとしての利用も期待されている。Shodexが公開した応用例では、OHpak SB-802.5 HQを用いてトリプシン阻害剤とヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンを分離した。SEC用カラムを使用することにより、脱タンパク化することなくヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンを測定し、定量することが可能である。検量線は0.05〜10mg/mLの範囲で良好な直線性を示した。

試料 : 1 mg/mL 各 50 µL  1. トリプシン阻害剤 (分子量: 20,000)  2. HPBCD

カラム Shodex OHpak SB-802.5 HQ (8.0 mmI.D. x 300 mm) x 2 溶離液 . **PBS(-)/CH3CN=80/20 流速: 1.0 mL/min 検出器 : Shodex RI カラム温度 : 30℃ **等張リン酸塩緩衝液(カルシウムなし、マグネシウムなし)

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