Japanese cyclodextrin researcher

CD誘導体

Oculis、5700万米ドルのシリーズC資金調達を発表

現在の機関投資家に加えて、新たに国際的なライフサイエンス分野の有力投資家が加わり、資金調達を行う。・OCS-01およびOCS-02の開発を進め、初の網膜浮腫の外用薬を提供する。 ・主要なアンメットニーズを対象とした革新的な眼科用医薬品候補のパイプラインを拡大する。 ・当社の国際戦略を実行し、眼科医療のグローバルプレーヤーになること。
CD誘導体

医薬品におけるポリマー: グリーンケミストリーによる新しい架橋シクロデキストリン

ポリマーは、治療用途において非常に重要な成分であり、最大かつ多様性のあるバイオマテリアルの一種である [1,2]。合成ポリマーは,幅広い構造と適切な物理的・化学的特性を持つように設計・合成することができ,組織工学,ドラッグデリバリー,治療法,診断法などの多様なバイオメディカル用途に使用されている。
ドラッグデリバリー

なぜ親水性のシクロデキストリンとの包接体の形でスタチンを投与するのか?

本研究では,脂質膜の構造と性質に対するシンバスタチン(SIM),2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HPβCD)およびそれらの複合体(SIM:HPβCD)の影響を,ラングミュア法と偏光変調赤外反射吸収分光法(PM-IRRAS)を組み合わせた手法で初めて検討した。本研究で得られた重要な知見は以下のようにまとめられる。
イベント

ウェビナー「Meet the Experts」の模様。製薬業界におけるシクロデキストリンの応用」をyoutubeで見る

2021年4月15日、16日に開催されたサイクロラボ主催のウェビナーは、多くの方にご参加いただいた。このウェビナーは中央ヨーロッパ時間の午後に行われたため、極東の方には遅すぎ、アメリカの方には早すぎた。今回のウェビナーでは、いつでも好きな時に講演を見ることができる。
分析

グラフェンポリシクロデキストリン金ナノ集合体のゲストブリッジとしてのPEG化ビス-アダマンタンカルボキサミド

グラフェン(G)上に金ナノ粒子(Au NP)を組み込むことは、光吸収の増強につながるプラズモン効果を生み出す貴重な戦略であり、その結果、オプトエレクトロニクスデバイスの性能が向上する。
医薬品原薬

薬剤としてのCD: ヒドロキシプロピルシクロデキストリンがアミオダロンによる肺胞細胞の脂質ホメオスタシスの異常を改善する。

肺胞上皮II型(AT2)細胞は、ラメラ小体(LB)を介して肺サーファクタントを分泌する。LBの異常は、線維化をはじめとする肺疾患と関連している。しかし、AT2細胞の機能が解明されていないため、LB異常のハイコンテンツスクリーニング(HCS)には限界がある。本研究では、サーファクタントタンパク質を分泌するLB様オルガネラを保有するLB細胞を開発した。
アジアニュース

ニュースリリース シクロケム社「パーソナル化サプリ」事業開始へ

(株)シクロケムは、「健康」「美容」「スポーツ」など、消費者の健康状態や目的に合わせて配合成分をカスタマイズする「パーソナル化サプリ」の販売を開始する。また、「パーソナル化サプリ」のほか、「パーソナル化トレーニング」も並行して提案している。
ドラッグデリバリー

早期COVID-19の治療における吸入ブデソニド

Lancet誌は、吸入ブデソニドに関する非盲検並行群間第2相無作為化対照試験を発表した(Ramakrishnan et al.2021)。対象者は、通常の治療またはブデソニド乾燥粉末吸入器(Pulmicort Turbuhaler、AstraZeneca社、スウェーデン・ヨーテボリ)を用いた介入に無作為に割り付けられ、1回の吸入量は400μg(1日2回、総投与量1600μg)とされた。
医薬品原薬

Cyclo Therapeutics社、ニーマン・ピックC1型を対象としたTrappsol® Cyclo™を評価する申請用第3相試験のデザインを発表

気で苦しむ患者さんとそのご家族のために、科学と革新によって人生を変える医薬品を開発することを目的とした臨床段階のバイオテクノロジー企業であるCyclo Therapeutics, Inc.は、www.ClinicalTrials.gov にプロトコルを掲載し、ニーマン・ピック病C1型(NPC1)の治療薬として使用されるヒドロキシプロピルβシクロデキストリンの独自製剤であるTrappsol® Cyclo™を評価する申請用第3相試験の開始に向けて準備を進めていることを発表した。
医薬品原薬

コロナウイルスに対する戦略としての脂質ラフトの利用

脂質ラフトは、ガングリオシドを含むスフィンゴ脂質やコレステロールを含む膜の機能的なマイクロドメインであり、脂質分子が高度に秩序立って密集していることが特徴である。いくつかの研究により、コロナウイルスを含むさまざまなウイルスのライフサイクルに脂質ラフトが関与していることが明らかになった。