HPBCDのアミオダロン誘発性間質性肺炎の治療薬としての可能性

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肺胞上皮II型(AT2)細胞は、肺サーファクタントをラメラ小体(LB)を介して分泌している。LBの異常は、線維化などの肺疾患と関連している。しかし、AT2細胞の機能が解明されていないため、肺活量異常のハイコンテントスクリーニング(HCS)には限界がある。本研究[1]では,サーファクタントタンパク質を分泌するLB様オルガネラを有するLB細胞を開発した。この細胞は,親のA549細胞よりもAT2細胞に類似していた。LB細胞は、アミオダロン(AMD)誘発のLB拡大を再現し、AMDにさらされた患者のAT2細胞と同様であった。AMDによるLBの異常を回復させるために、承認された薬剤のHCSが行われ、2-hydroxypropyl-β-cyclodextrin(HPβCD)が治療薬の候補として同定された。トランスクリプトーム解析の結果、HPβCDは脂質のホメオスタシスを調節することが明らかになった。また、HPβCDは、AMDによるLB異常を、ヒト人工多能性幹細胞由来のAT2細胞で抑制した。これらの結果は、LB細胞がHCSに有用であることを示し、HPβCDがAMDによる間質性肺炎の治療薬の候補であることを示唆している。

[1] Shuhei Kanagaki, Takahiro Suezawa, Keita Moriguchi, Kazuhisa Nakao, Masayasu Toyomoto, Yuki Yamamoto, Koji Murakami, Masatoshi Hagiwara, and Shimpei Gotoh (2021) Hydroxypropyl Cyclodextrin Improves Amiodarone-induced Aberrant Lipid Homeostasis of Alveolar Cells. American Journal of Respiratory Cell and Molecular Biology 64,

Hydroxypropyl Cyclodextrin Improves Amiodarone-induced Aberrant Lipid Homeostasis of Alveolar Cells | American Journal of Respiratory Cell and Molecular Biology
Alveolar epithelial type II (AT2) cells secrete pulmonary surfactant via lamellar bodies (LBs). Abnormalities in LBs are associated with pulmonary disorders, in...

写真出典:nursingcenter.com

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