Oculis、5700万米ドルのシリーズC資金調達を発表

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現在の機関投資家に加えて、新たに国際的なライフサイエンス分野の有力投資家が加わり、資金調達を行う。

・OCS-01およびOCS-02の開発を進め、初の網膜浮腫の外用薬を提供する。
・主要なアンメットニーズを対象とした革新的な眼科用医薬品候補のパイプラインを拡大する。
・当社の国際戦略を実行し、眼科医療のグローバルプレーヤーになること。

Oculis S.A.(Oculis)は、患者さんの視力と生活を向上させるための革新的な眼科治療法の開発に注力している後期段階のバイオ医薬品企業で、5700万米ドルのシリーズC資金調達を完了したことを発表した。このラウンドでは、新規投資家のBVCF ManagementとHyfinity Investmentsが共同でリードし、VI PartnersとWille AGが、同社の既存投資家であるBay City Capital、Brunnur Ventures、EarlyBird、Tekla Capital Managementが運営するファンド、Pivotal bioVenture Partners、Nan Fung Life Sciences、Novartis Venture Fund、SILFURBERGなどに加わった。この優れたシンジケーションは、米国、中国、欧州の主要なライフサイエンス投資家からなるオキュリスの強力な株主基盤をさらに拡大する。

今回の資金調達により、オキュリス社の戦略を加速させ、株主価値を高め、患者に変革をもたらす治療法を提供するための重要な目標を短期的に達成することを目指す。目標とするマイルストーンは、アンメットニーズの高い網膜や前眼部を対象とした眼科疾患の新規外用剤の開発を含む。

・オキュラス社の後期開発段階にある革新的な眼科用外用剤のポートフォリオを前進させる。
・OCS-01は、糖尿病性黄斑浮腫(DME)を対象とした第3相試験に移行し、 眼科手術後の炎症および疼痛の治療薬としての登録試験を完了。2020年に発表されたDMEでのフェーズ2の結果では、OCS-01の有効性と安全性が示されており、最初のフェーズ3試験は2021年第2四半期中に開始される予定。この画期的な治療法は、最初の局所的な網膜浮腫治療薬となるように設計されており、十分な位置を占めている。
・OCS-02は、ステロイドを使用しない治療法として、ドライアイおよび慢性前部ぶどう膜炎を対象とした第2b相試験を開始する。OCS-02は、新規の外用抗TNFα抗体断片であり、中等度から重度のDEDおよび急性前部ぶどう膜炎を対象とした2つの臨床概念実証試験において、有効性および安全性が確認されている。また、OCS-02は、過去の臨床試験において、高い奏効率を示したDED患者において発見された新規の遺伝子変異により、重度のDEDにおける初の個別化治療薬となる可能性がある。
・Oculis社独自の製剤探索プラットフォームを用いて、アンメットニーズを満たす革新的な眼科用医薬品候補のパイプラインを拡大し、さらにその先を目指す。
・世界中の患者さんの視力と生活を向上させるために、革新的な眼科治療法を開発するという当社の使命を果たすために、グローバルプレイヤーとなるための国際戦略を実行すること。

今回の買収に伴い、BVCF ManagementのゼネラルパートナーであるVanessa Huang氏とHyfinity InvestmentsのマネージングパートナーであるSylvia He氏がOculis社の取締役に就任し、David Weber氏とThorsteinn Loftsson氏は退任する。

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