世界初の工業規模の遠心分離クロマトグラフィー(CPC)技術プラットフォームを開発したRotaChrom Technologies社は、本日、シクロデキストリンの研究開発・製造会社であるCyclolab Cyclodextrin Research and Development Laboratory Ltd.(以下、サイクロラボ社)との共同研究を開始したことを発表した。サイクロラボ社とRotaChrom社の戦略的パートナーシップは、COVID-19の治療オプションとして広く使用されているレムデシビルを精製するための、より効率的で費用対効果の高いプロセスを開発することを目的としている。
このパートナーシップは、RotaChrom Technologies社のスケーラブルなCPC技術とサイクロラボ社のシクロデキストリンに関する知識と経験を組み合わせたものである。この提携に使用されるスケーラブルなシステムには、RotaChrom Technologies社のパイロットスケール遠心分離クロマトグラフィー(rCPC)が含まれており、2つの非混和性液相間で分離を行う革新的なクロマトグラフィー手法を利用している。その結果、効率性と自動化の向上により、低コストで目的の化合物をより高純度に精製することができる。
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