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SBECDを添加剤として使用した硝子体内治療の成功例

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ニューヨークのMemorial Sloan-Kettering Cancer Center(Memorial Sloan-Kettering Cancer Center)で収集したデータに基づくレトロスペクティブな研究では、網膜芽細胞腫に対するEvomela静注製剤の高い有効性と低毒性が示されている[1]。エボメラは現在、点滴静注製剤であり、点滴静注の適応はない。当センターでは、眼内網膜芽細胞腫の治療に有効性を維持しつつ網膜毒性を低下させることを期待して、2016年11月にプロピレングリコール含有メルファラン組成物(アルケラン、アポファーマUSA社)からキャプティゾール(R)安定化メルファラン(エボメラ、アクロテック・バイオファーマLLC社)に切り替えた。本試験では、大規模な単施設レトロスペクティブ解析において、製剤間の網膜毒性の程度と全眼生存率を比較している。

網膜毒性は、エレクトロレチノグラム(ERG)を用いて測定し、96人の患者101眼における338回の注射の多変量解析を用いて比較した。

眼内網膜芽細胞腫に対するアルケランまたはエボメラの30μgの眼内注射では、網膜毒性および眼生存率に差は認められなかった。エボメラの安定性が向上したことを考えると、安全域が短い(わずか1時間)ため、アルケランを供給できない施設でも体外治療を拡大できる可能性があります。

この研究は、SBECDがこのような稀な用途にも安全に使用できることを示している。エボメラの毒性プロファイルは、従来の溶剤ベースの組成物よりも優れることは示せなかったが、シクロデキストリンベースの安定性プロファイルは優れた効果を示した。

新たな投与経路を追加してシクロデキストリンの適用範囲を広げることは、CDがあらゆる分野、あらゆる方法で使用されると信じていたCD化学の創始者たちの勝利を反映している。

[1] Hsieh T, Liao A, Francis JH, et al. Comparison of efficacy and toxicity of intravitreal melphalan formulations for retinoblastoma. PLoS One. 2020;15(7):e0235016. doi:10.1371/journal.pone.0235016

イメージクレジット: pixabay.com / Nika Akin

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