Cyclo Therapeutics社、アルツハイマー型認知症治療薬Trappsol® Cyclo™の第2相試験を進めるためのINDクリアランスを米国FDAより取得

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医薬品原薬
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Cyclo Therapeutics, Inc. (Nasdaq: CYTH) (以下、「Cyclo Therapeutics」または「当社」)は、本日、米国食品医薬品局(以下、「FDA」)より、早期アルツハイマー病を対象としたTrappsol® Cyclo™の第2相試験のための最初の治験薬(IND)申請について、試験を進めてもよいとの通知を受けたことを発表した。

Trappsol® Cyclo™は、ヒドロキシプロピルβシクロデキストリンを配合した独自の製剤で、複数の臨床試験において、コレステロールの輸送を効果的に管理するという有望な結果が得られている。アルツハイマー病の既知の危険因子の多くは、コレステロールの代謝に関連している。アルツハイマー病患者さんにおけるコレステロールの不均衡はよく知られており、これらの不均衡がアミロイドベータ(Aβ)やタウの蓄積に関与していることを示唆する重要な研究が存在する。さらに、神経細胞は代謝の要求が高いため、酸化ストレスが増大する。酸化ストレスはまた、コレステロールの異常な蓄積と処理にも関連している。

Cyclo Therapeutics社は現在、同じ治験薬であるTrappsol® Cyclo™を、希少で致死的かつ進行性の遺伝子疾患であるニーマン・ピック病C1型の治療薬として、第3相臨床試験および長期延長試験を実施している。トラップゾール®サイクロ™は、欠陥のあるNPC1タンパク質の代わりに、その環状構造により、蓄積されたコレステロールを細胞内のリソソームから運び出し、さらに処理して細胞外に排泄することを促進する。ニーマン・ピック病C1型とアルツハイマー病の間には、脳内のコレステロールの蓄積、脳脊髄液中のタウ濃度の上昇、脳内のアミロイド斑などの生物学的類似性が認められており、トラップソール®シクロ™がアルツハイマー病の有効な治療オプションになる可能性が高いと考えられる。

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