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HPBCDを用いたジャガイモ廃皮からのポリフェノール回収のためのグリーン抽出過程

食品
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ジャガイモの皮(PP)は、ジャガイモの加工に由来する主要なアグリフード副原料であるが、抗酸化ポリフェノールのバイオ資源としてのグリーン価値の評価は、水やエタノールをベースとした溶媒を用いた抽出プロセスに限定されており、環境に優しい方法はほとんどない。本研究では、ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HP-β-CD)を用いて、PPポリフェノールを効率的に回収するためのシンプルで簡単な抽出方法を開発することを目的とした。抽出収率を向上させる最適なHP-β-CD濃度を同定するための初期アッセイを行った後、応答表面法に基づいた最適化により抽出性能を最大化し、30℃での総ポリフェノール収率は17.27±0.93 mgクロロゲン酸換算g-1乾燥質量、17.27±0.93 mgクロロゲン酸換算g-1であった。30 ℃よりも高い温度および 80 ℃までの温度での試験では、より高い収率は得られなかった。HP-β-CDを用いて得られた抽出物は,エタノール水溶液やメタノール水溶液などの従来の溶媒を用いて得られた抽出物と比較して,ポリフェノール類の含有量がわずかに多く,同様の抗酸化特性を示した。抽出物に含まれる主なポリフェノールは、ネオクロロゲン酸、クロロゲン酸、カフェイン酸、フェルラ酸であった。本研究の結果、HP-β-CDは、環境温度に近い温度でPPポリフェノールを回収する非常に有効なグリーンな手段として使用できることが実証された。

Lakka, A.; Lalas, S.; Makris, D.P. Development of a Low-Temperature and High-Performance Green Extraction Process for the Recovery of Polyphenolic Phytochemicals from Waste Potato Peels Using Hydroxypropyl β-Cyclodextrin. Appl. Sci. 202010, 3611. https://doi.org/10.3390/app10103611

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