二軸押出成形によるβ-シクロデキストリンポリマーの持続的メカノケミカル合成

スポンサーリンク
スポンサーリンク
CD誘導体
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シクロデキストリンナノスポンジ(CD-NS)は、架橋されたシクロデキストリンポリマーで、ナノ構造の3次元ネットワークを特徴とする。CD-NSは近年、医薬品分野において、薬物の放出制御や生理的媒体、食品、排水からの不要物質の吸収を目的とした様々な用途が見出されている。CD-NSの合成のほとんどは、適切な有機極性非プロトン性液体を用いて、選択されたCDを閉鎖的なバッチで可溶化することを含んでおり、環境や生物医学的な応用に影響を与える可能性がある。現在、研究はより持続可能なアプローチに向かっているため、CD-NSの新しい、より環境に優しい合成法が開発されている。ここでは、メカノケミストリーを用いた、環境に優しく効率的なナノスポンジの新しい合成法を報告する。メカノケミストリーとは、機械的な力を利用して、エネルギーを化学結合に伝達することで化学反応を促進・制御することである。メカノケミカル法では、化学反応器として二軸押出機(TSE)を使用する。TSEは細かい温度制御が可能であり、さらにTS Extrusionはバッチプロセスではなく連続プロセスである。数多くあるCD-NS合成法の中から、β-CD/クエン酸(CA)系を用いた無溶媒アプローチを検討した。さらに、TSEを用いることで、同じポリマーをかなり短い時間で得ることができた。このようにして得られたNSは、メチレンブルーとCuSO4の吸着除去に使用され、β-CDとCAをバッチで架橋して調製したNSと比較した。

Rubin Pedrazzo, A., Trotta, F., Hoti, G., Cesano, F, Zanetto, M.  Sustainable mechanochemical synthesis of β-cyclodextrin polymers by twin screw extrusion. Environ Sci Pollut Res (2021). https://doi.org/10.1007/s11356-021-15187-5

コメント

タイトルとURLをコピーしました